Process

世界でも化石の産地として有名なクーパーペティは南オーストラリアの内陸の砂漠地帯に広がる小都市です。
クーパーペティはジュラ紀から白亜紀(約2億~6500万年前)の時代は浅い海でした。それが地球の気候の変化にともない、海が後退し砂漠へと姿をかえました。表面の数10mが堆積した砂岩や貢岩、泥岩で覆われており、その層からオパールが発見されます。
クーパーペティのオパールは「ライトオパール」と呼ばれ堆積層中に多くのオパール化された化石があることで有名です。
1987年には、一部がオパール化した恐竜の化石がほぼ完全な形で発見され、約1億1000年前の地層から発見されたその化石はプリオサウルスのもので、「エリック」と名付けられました。
その他に、シェルやベレムナイトがオパール化したものも発掘されます。
オパール化するには、化石化した後、又は化石化する過程で、地下水によって化石が溶け出し空間が形成され、その空間に二酸化ケイ素を含んだ地下水が浸透し、後に水分が蒸発し二酸化ケイ素が濃縮しオパールが形成されるという過程をふまなければなりません。
このような現象が発生する地域は、地震が起きない安定した大陸に位置し、地下水は安定に存在するが地表部は乾燥していること、しかも長期間乾燥した地域でなければならず、このような厳しい条件を満たしているオーストラリアが唯一の産地となっています。
オパールが1cm形成されるのには500万年かかると云われており、様々な条件が重なり合い、地球が長い年月をかけ丁寧に作り出された奇跡の宝石なのです。

Opal